奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科機能ゲノム医学研究室
2017 年 53 巻 10 号 p. 967-969
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著者はT細胞による「自己」-「非自己」識別機構の本質に迫りたいと思い,学生時代に夢見たサブトラクション実験を京都大学の本庶研究室にて実行し,たった1つのPD-1遺伝子にたどり着いた.そのPD-1は,当初私が狙っていた細胞死関連分子ではなかったが,その後の研究により,T細胞が「自己」と「非自己」を識別する際に,重要な役割を果たす分子であることが明らかになってきた.
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