東京医科大学ナノ粒子先端医学応用講座
2017 年 53 巻 4 号 p. 328-332
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近年、サリドマイドを基に開発された免疫調節薬(IMiDs)が新しい抗がん剤として脚光を浴びている。筆者らにより、その標的因子セレブロンが発見されてから研究が加速され、現在ではセレブロンは結合化合物(セレブロンモジュレーター)の形状に応じて認識基質が変わるユビキチンリガーゼであることが判明している。本稿では、セレブロンの発見から最新のモジュレーターである抗がん剤CC-885の開発に至るまでを紹介する。
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