ファルマシア
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最前線
分析法開発におけるQuality by Designの実践
深津 卓也阿形 泰義
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2017 年 53 巻 5 号 p. 440-444

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抄録
医薬品の製造プロセスが多くの要因変動の影響を受けるように,分析法も機器・試薬・環境等の様々な変動の影響を受ける可能性があり,製造プロセスと同様,分析法の性能にも深い理解と管理が求められる。この様な状況下,QbDコンセプトを分析法にも拡張したAnalytical Quality by Design (AQbD)の必要性が広く認識され,近年,規制当局も交えて活発に議論されるようになった。本稿では,AQbDの技術的な方法論及びその有用性・可能性を紹介する。
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© 2017 The Pharmaceutical Society of Japan
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