ファルマシア
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ミニ特集 セミナー
後発医薬品の使用促進における政府の取組
嶋田 勝晃
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2017 年 53 巻 8 号 p. 771-775

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抄録

我が国では世界に類を見ない速さで少子高齢化が進んでおり,2025年には,いわゆる「団塊の世代」が75歳以上となる超高齢化社会を迎えようとしている.このような状況のなか,社会保障費は年々増加の一途をたどる状況にあり,このうち国民医療費は毎年約1兆円ずつ増加している.
現在,我が国の医療提供体制は,国民皆保険制度の下,国民が必要とする時に必要な医療を受けることができるように整備されている.国民皆保険制度は,国民の健康を確保する上で重要な基盤となっている世界に冠たる制度であり,次の世代にも引き継いでいかなければならないものであるが,そのためには年々増加する国民医療費を少しでも抑制する必要がある.
政府は,そのための対策の1つとして,後発医薬品の使用促進を図っている.本稿では,政府が進めている後発医薬品の使用促進の取組について解説する.

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© 2017 The Pharmaceutical Society of Japan
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