ファルマシア
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最前線
酸化障害の基点としての脂質ラジカルの検出および制御
山田 健一
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2017 年 53 巻 9 号 p. 881-885

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抄録
脂質は,容易に酸化され脂質ラジカルを介した連鎖反応により,脂質過酸化物を生成する.さらに生成した代謝産物は,細胞内でタンパク質など高分子と結合し,炎症やアポトーシスなど障害を引き起こす.したがって,これら脂質過酸化代謝産物の基点である脂質ラジカルの検出手法を開発できれば,様々な疾患のメカニズム解析や創薬研究に大いに貢献できるはずである.そこで本稿では,我々が最近開発した脂質ラジカル検出蛍光プローブについて,また動物モデルでの検証などを中心に紹介する.
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© 2017 The Pharmaceutical Society of Japan
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