ファルマシア
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最前線
電子触媒クロスカップリング反応
白川 英二
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2017 年 53 巻 9 号 p. 875-880

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抄録
有機金属化合物とハロゲン化アリールのクロスカップリング反応には遷移金属触媒の利用が必要不可欠とされてきた.これに対して我々は,アリール Grignard 反応剤のクロスカップリング反応が,遷移金属を用いなくても,電子を触媒とするラジカル機構で進行することを初めて見つけた.本稿では,この反応の実現に至った経緯から,その後の電子触媒クロスカップリング反応の適用範囲拡大へ向けた展開を紹介する.
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© 2017 The Pharmaceutical Society of Japan
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