獨協医科大学病院腫瘍センター緩和ケア部門 獨協医科大学麻酔科学講座
2018 年 54 巻 6 号 p. 550-554
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
2000年以降,数多くのオピオイド性鎮痛薬が使用できるようになった.その利益を痛みを抱えている患者が受けられているのは言うまでもない.また,がん治療の発展もあり,がん患者の長期生存率も増加している.言い換えるならば,長い期間「がん」と戦い,そして共存する苦しい時間が増えたとも言える.つまり長期間,オピオイド性鎮痛薬を使用することも多くなった.そのような背景を踏まえ,我々はがん患者のケミカルコーピング,それに付随する知識を知る必要性がある.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら