明治薬科大学公衆衛生・疫学研究室
2019 年 55 巻 2 号 p. 131-133
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AMR対策に関しては、抗菌薬使用や入院期間が減少し、医療費削減につながったという報告は多い。一方で、そのAMR対策に必要な費用についての研究は限られている。費用対効果は、限られた医療資源を効率的に使用するための指標(ものさし)で、期待できる効果(社会的、臨床的)に対して、投資する費用(ヒト、モノ、カネ)は妥当なのか、受け入れることは可能なのかを判断する材料になる。AMR対策の事例を取り上げつつ、医療経済評価の分析手法を紹介する。
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