東京大学大学院工学系研究科
東京大学 分子科学研究所
2019 年 55 巻 7 号 p. 668-670
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分子の化学構造を決定する強力な手段は単結晶X線回折(SXRD)法だが,「単結晶を形成しない化合物に適用できない」「単結晶作製条件の最適化に多量の試料を必要とする」等の原理的な問題を抱えていた.しかし,結晶スポンジ(CS)法では,細孔性の金属錯体を鋳型として試料溶液を流し込めば化合物のSXRD解析が可能となる.われわれは本手法を用いて,従来の常識を覆す天然物の構造解析スタイルを確立した.
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