京都大学大学院薬学研究科
2021 年 57 巻 3 号 p. 195-199
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においを薬にするというのは夢物語なのだろうか。極薄いにおいでマウスをしっかり眠らせる化合物の活性には用量依存性があって、一般的な薬物と同様に実験的に証明できる。経口投与や注射と異なり、においの吸入投与には特有の事象がいくつかあるが、それらを理解した上で、においを上手に利用した健康自己管理などへの応用が考えられないものだろうか。
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