京都大学大学院薬学研究科薬品合成化学分野
京都大学大学院薬学研究科ケモゲノミクス薬品有機製造学分野
2021 年 57 巻 8 号 p. 731-735
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環内にトランス二重結合や三重結合を含む中員環化合物は、大きな分子ひずみをもち特徴的な反応性を示す。特にある種の官能基をもつ化合物と特異的かつ効率的に反応をするため、生体分子の化学修飾や機能性分子創製におけるクリック反応として利用される。本稿では、分子ひずみを利用した中員環化合物の反応性および、その合成法について、最新の知見を含めて紹介する。
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