繊維学会誌
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絹フィブロイン膜を用いてのパーべ一パレーションによる水-エタノール分離
広津 敏博中島 茂北村 愛夫溝口 健作須田 昌男
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1988 年 44 巻 2 号 p. 72-77

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抄録
水蒸気中およびエタノール中で不溶化を図った絹フィブロイン膜を用いてパーべーパレーション法により水-エタノール分離について検討を加えた。これらの膜は水を選択的に透過した。その選択性は膜の厚さ,不溶化の方法などに依存した。すなわち,膜厚20μm程度より水の選択透過があらわれ,厚さとともに選択性が増加し透過速度が減少した。また,水蒸気処理による不溶化が選択性向上のためにより有効であった。アレニウスプロットから求めた透過の活性化エネルギーは, 5-8kca1/moleであった。また,分離係数は高温側で幾分低下した。しかしその程度は小さく,これは高い透過速度と相関するものである。
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