日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
Online ISSN : 2760-3423
2002年大会学術講演会研究発表論文集
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弾力性接着材を用いたタイル張り工法に関する研究
その13 タイル張りALC板の疲労試験結果
大塚 毅今泉 勝吉天野 晋武荒井 光興和田 高清磯田 穣司
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p. 20

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抄録
弾性接着剤によるタイル張り工法は、十分な接着強度を有することが分っているが、耐久性や安全性など明確なデータ·評価基準をはじめ、なによりも実績がない。また、タイル張り工法に最適な接着材の検討や接着材に適した工法·評価法も確立していないのが現状である。また、筆者等は、被着材にコンクリート板を使用して、弾性接着材,硬質エポキシ樹脂,モルタルによるタイル張り外壁の耐久性を検討して、弾性接着材は、初期接着強度は低いもののS-N曲線的に見ると疲れ強さに優れていることが分かってきた。ここでは、最近多く使用される押出成型板とALC板を被着材に加え、PC板と比較·検討を試みた。
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© 2002 日本建築仕上学会
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