抄録
近年、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のプラスチック廃棄物が大量に排出され、このリサイクルの重要性が高まっている。プラスチック廃棄物を分別せずにプラスチックのみで溶融成形を行った場合、成形後のリサイクルボードの曲げ強度は小さく、ボードとしての使用は不可能である。そこで、繊維化したプラスチック廃棄物と古紙を混合し、熱間プレスにより成形するリイサクルボードを開発する。本研究の特徴は、(1)プラスチック廃棄物を溶融し、各々のプラスチックの融点の違いを利用すること、(2)遠心力を用いて繊維化することにより、多種雑多なプラスチック廃棄物を分別する無分別繊維化工程を採用していることである。