日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
Online ISSN : 2760-3423
2003年大会学術講演会
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キトサン複合樹脂の合成と室内環境対策塗料への応用に関する研究
*和田 環浦上 忠的場 康浩乾 国昭今城 英樹入江 康弘
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p. 1

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抄録
本研究は、「環境保全」「健康・安全」に対する気運が高まる社会情勢の中、有害物質を含まない内装塗料を開発するにあたり、天然高分子である「キトサン」がホルムアルデヒド吸着能を有すること、天然資源であり合成高分子と比べ、生態系において分解・再生され易い特徴があることに着目し、「キトサン」の特性を発揮するキトサン複合樹脂の合成方法を検討し、キトサン複合樹脂を用いた室内環境対策用塗料へ応用した結果について報告した。この結果、プレエマルション法による合成で安定的なキトサン複合エマルションが得られ、フィルム化したキトサン複合樹脂はホルムアルデヒド吸着能を有することを確認した。さらに、キトサン複合エマルションを用いた室内塗料はJIS K 5663の塗膜品質を満足することを確認した。
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© 2003 日本建築仕上学会
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