抄録
本研究は、主に山林から出る間伐材を木材二次破砕機で細かく砕き、オガ粉状にしたものを、壁土材料および工業製品としての利用を目的としている。本報は、練混ぜ水に海水、菜種油および塩化ナトリウムの混入物を入れた壁土の品質調べている。その結果、曲げ、圧縮およびせん断強度は練混ぜ水に海水を混入すると増加するが、油および塩化ナトリウムの場合、変化が認められない。pHおよび導電率は壁土試料の時間経過による性状変化を明らかにした。後者は、簡易的な耐火実験装置を用い行った結果、壁土パネルは炎を出して燃えないという結果を得た。