日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
Online ISSN : 2760-3423
2005年大会学術講演会
会議情報

花崗岩の印象と表面性状の影響に関する研究
*土屋 潤橘高 義典田村 雅紀
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 41

詳細
抄録
耐久性や優れた意匠性といった観点から近年多用され、質の高い景観構成に寄与すると考える仕上材料に石材がある。しかし、石材について視覚的特徴に関する研究が少ないため、本研究では石材仕上表面の視覚的評価に及ぼす要因の分析データを蓄積することを目的に検討を行っている。本検討では、オフィスビルや集合住宅に多用されている花崗岩に着目した。花崗岩は生成過程による分類は火成岩であるが、表面色や模様は主成分の鉱物の量や結晶化の程度により多様である。特に日本国内で多種の花崗岩が使用されている現状と、それらの視覚的観点からの選定方法が明確ではない点から、花崗岩の表面性状に関する物理量と視覚的印象評価の基礎的データを得ることは今後の建築・都市設計において重要であると考えられる。実験では、我々がよく目にする3種類の花崗岩を選定し、表面仕上げも3種類としたものを試料とした。これらを用いて被験者による官能検査と表面性状の測定を行った。印象評価の傾向としてバーナー仕上げの試料は心地よく、明るさ感・特色感・複雑感は花崗岩種類による表面色の影響が見られた。
著者関連情報
© 2005 日本建築仕上学会
前の記事 次の記事
feedback
Top