日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
2007年大会学術講演会研究発表論文集
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防水1
仕上塗材と建築用シーリング材との適合性に関する研究
*福岡 高征廣川 康弘伊藤 彰彦本橋 健司
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p. 57

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抄録

日本建築仕上材工業会、日本シーリング材工業会そして独立行政法人建築研究所(旧建設省建築研究所)は共同研究として過去2回仕上塗材と建築用シーリング材との適合性の研究を実施しているが、それから10年経ち新しいタイプの市販品も増えてきたことから、新たに平成17年10月より暴露試験を実施し、1年後の結果をまとめた。汚れに関しては、シーリング材種の影響が大きく、塗装を考慮したタイプ数種(ポリウレタン系ノンブリードタイプなど)が汚れ難い難い事が確認された。また、バリアプライマーにより汚れはかなり改善された。割れに関しては仕上塗材の種類による影響が大きいことが確認された。

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© 2007 日本建築仕上学会
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