日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
2007年大会学術講演会研究発表論文集
会議情報

防水1
変成シリコーン系シーリング材の塗装適合性に関する研究
*伊藤 正比呂吉田 友之中西 群石橋 修一
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 56

詳細
抄録

変成シリコーン系シーリング材の塗料適性(塗料汚染性)に関し特にノンブリード形開発品を中心に促進試験方法と屋外自然暴露との相関性に関する研究を実施した。その結果ウレタン系シーリング材で実績のある、加熱促進試験と同様の挙動を示し、変成シリコーン系のシーリング材においても同様な方法で塗料汚染性を再現出来る事が明確となった。又塗料汚染性はシーリング材に含まれている可塑剤が影響して上塗り塗料を軟化させる事により塵・ホコリ・排気ガスなどが付着し、汚れを誘発するメカニズムである事が変成シリコーン系シーリング材でも同様である事が明確となった。

著者関連情報
© 2007 日本建築仕上学会
前の記事 次の記事
feedback
Top