変成シリコーン系シーリング材の塗料適性(塗料汚染性)に関し特にノンブリード形開発品を中心に促進試験方法と屋外自然暴露との相関性に関する研究を実施した。その結果ウレタン系シーリング材で実績のある、加熱促進試験と同様の挙動を示し、変成シリコーン系のシーリング材においても同様な方法で塗料汚染性を再現出来る事が明確となった。又塗料汚染性はシーリング材に含まれている可塑剤が影響して上塗り塗料を軟化させる事により塵・ホコリ・排気ガスなどが付着し、汚れを誘発するメカニズムである事が変成シリコーン系シーリング材でも同様である事が明確となった。