日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
2008年大会学術講演会研究発表論文集
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環境1
温度及び湿度がホルムアルデヒドの長期発散傾向に及ぼす影響
*市原 英樹市原 真希藤村 淳一小林 光樋渡 潔
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 02

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抄録
温度及び湿度がホルムアルデヒドの長期発散傾向に及ぼす影響を把握するために,合板試験体とホルムアルデヒドを含浸させた珪酸カルシウム板試験体用意した.実験は,15℃,28℃,35℃それぞれの温度環境下かつ,相対湿度50%,10%の2水準において,2ヶ月~9ヶ月の長期にわたる発散傾向を把握した.珪酸カルシウム板にホルムアルデヒドを含浸させた試験体を作成し実験を行なった結果,実験開始後10~20日程度で温度別の減衰曲線がクロスする傾向を把握した.相対湿度が50%の場合は,35℃と28℃の間に温度依存性が存在するが,相対湿度10%の場合には温度依存性が見受けられなかった.
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© 2008 日本建築仕上学会
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