日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
2009年大会学術講演会研究発表論文集
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仕上塗材と建築用シーリング材の適合性に関する研究
その2 屋外暴露3年後の評価
*福岡 高征伊藤 彰彦本橋 健司
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 019

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抄録
日本建築仕上材工業会、日本シーリング材工業会そして独立行政法人建築研究所は、共同研究として仕上塗材と建築用シーリング材との適合性の研究のため、市販の仕上塗材、建築用シーリング材にて2005年10月より屋外暴露試験を実施した。暴露1年目の暴露試験結果のまとめは2007年に本学術講演会等で報告しており、今回3年目の暴露結果をまとめた。全体として暴露1年目より汚れは進行していたが、塗装を考慮したシーリング材など数タイプ(ポリウレタン系のノンブリードタイプなど)については3年後でも汚れ難いことが確認された。また、バリアプライマーによる汚れ防止効果は認められたが、組合せによっては汚れが顕著になるものもあった。割れに関しては、仕上塗材の種類による影響が大きいことが確認された。
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© 2009 日本建築仕上学会
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