日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
2011年大会学術講演会研究発表論文集
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各種仕上材が乾燥・吸水過程におけるコンクリート中の水分移動性状に及ぼす影響
*今原 恵治千歩 修長谷川 拓哉
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 18

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抄録
仕上材がコンクリートの劣化を抑制することは広く知られているが、そのメカニズムについては明らかになっていない。特に仕上材を施工した時のコンクリート中の含水率の変化については、明らかになっていない点が多いのが現状である。本研究では、仕上材を施工したコンクリート中の含水率についての基礎的検討を行ったものである。仕上塗材及びモルタルを施工したコンクリートについて、乾燥・吸水・再乾燥の条件に晒し、コンクリート中の含水率を電極法により測定し、各過程の水分移動状況を検討した。また同時に各種仕上材を施工したコンクリートの乾燥収縮試験も行うことで、各種仕上材がコンクリートの乾燥収縮に与える影響もあわせて検討した。
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© 2011 日本建築仕上学会
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