日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
Online ISSN : 2760-3423
2011年大会学術講演会
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稲および麦すさを用いた壁土の基礎実験
*浦 憲親山本 智大
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p. 54

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抄録
本報は、稲すさ長さ20~100mm混在(:基準)と20,30,45,60および90mm(:単一すさ)の麦および稲すさを用いた壁土の性質を調べている。その結果、1) 曲げ、圧縮、せん断および引張(:各強度)ひずみ線図は、すさ種類および長さに関係なく最大応力まで線形で増加するが、その後はすさ長さの違いが現れ長いほど緩慢に低下する。2) 各強度はすさ種類に関係なく水合せすることで低下するが、麦は稲よりも10%以上大きくなる。3)各強度はすさ長さ60mm前後から基準に近い値となり、90mmで最大強度が得られる。4)各強度はすさ長さとの間にy=ax+bの関係があり、麦すさは強度からみると壁土への利用が期待できることを明らかにしている。
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© 2011 日本建築仕上学会
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