日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
2014年大会学術講演会研究発表論文集
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2014年大会学術講演会研究発表論文集
石綿含有湿式吹付けロックウール用封じ込め技術の経年評価
*大山 能永森 直樹長瀬 公一山脇 慎平
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会議録・要旨集 オープンアクセス

p. 32-

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抄録
石綿含有湿式吹付けロックウール用に開発した封じ込め工法の経年評価を行った。筆者らは2004年に、石綿含有湿式吹付けロックウール用の封じ込め工法を開発した。耐火被覆などに用いられることが多い石綿含有湿式吹付けロックウールの封じ込めは建物の解体までの耐久性が求められる。そこで、開発完了から10年間、封じ込め性能が維持されているか確認してきた。その結果、10年間を経過しても封じ込め性能が維持されていることを確認できた。封じ込め剤が固化した形成された膜を剥離するような物理的損傷部分からは石綿繊維が浮遊する可能性があることがわかったため、そのような損傷部分を補修する方法を検討中である。
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© 2014 日本建築仕上学会
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