建築用アルミニウム合金材料の表面仕上げには、主として溶剤系の加熱硬化形塗装が適用されている。しかし、環境保全と健康安全への配慮という観点から、有機溶剤を含まない粉体塗装への代替化を検討しなければならない。本報では、優れた耐久性を示すことが報告されているふっ素樹脂・ポリエステル複合粉体塗料において、メタリック調の意匠を付与するために光輝顔料を混合した塗膜について、各種性能試験を実施し外装仕上げとしての実用性について評価した結果を報告する。その結果、今回評価したふっ素樹脂・ポリエステル複合粉体塗料は、エナメル系、パール系およびメタリック系のいずれも優れた耐久性を有しており、建築外装材料として適用可能である。