その1では、加熱を受けると発泡する水ガラス塗料と、水ガラス層を補強するガラス繊維不織布を併用してスギ材に適用する方法により、難燃性と透明性の両立を可能とした。その際、節を有さないスギ材を使用して評価をしたが、本報告では節を有するスギ材へ適用範囲を拡大するため、節部をパテ埋め処理あるいは埋木処理して平滑にしたスギ無垢材およびスギ直交集成板を基材とし、塗装をして作製した試験体の防火性能を評価した。その試験結果および節が防火性に及ぼす影響に関する考察を報告する。
節を有するスギの無垢材および直交集成板を基材とし、パテ埋め処理や埋木処理後に水ガラス塗料を含む塗装をした試験体の防火性を評価した結果、節を有さない試験体と同等の性能であると判断された。