主催: 日本建築仕上学会
会議名: 日本建築仕上学会2020年大会学術講演会(第31回研究発表会)
回次: 31
開催地: オンライン形式での開催(zoomウェビナー)
開催日: 2020/10/22 - 2020/10/23
p. 45-48
旧建設省建築研究所で1993年から1995年度に実施した官民連帯共同研究「有機系接着剤を利用した外装タイル・石張りシステムの開発」において、有機系接着剤を利用した外装タイル張りの屋外暴露試験を開始し、継続調査している。屋外暴露25年の調査を実施した結果、次の知見が得られた。全ての試験体で、外観上の異常は認められなかった。変位計付き油圧式簡易引張試験器による引張り接着強さ試験の結果、接着強さは屋外暴露25年後も1年後と同程度であり、安定した接着強さを有していた。破壊状態については1年後と比較し、一部の接着剤で凝集破壊率が低下していた。接着剤層の変形能は20年後と25年後を比較してばらつきがみられたため、今後も継続して調査を行い、傾向を確認する予定である。