主催: 日本建築仕上学会
会議名: 日本建築仕上学会2021年大会学術講演会(第32回研究発表会)
回次: 32
開催地: オンライン形式(ZOOMウェビナー)
開催日: 2021/10/21 - 2021/10/22
p. 129-132
本研究では木摺り漆喰天井における小幅板の断面形状、漆喰食い込み深さ、漆喰配合をパラメータに、木摺り下地に対する漆喰の付着強度試験、面内せん断強度試験を行った。特徴的な結果として、面外方向の付着強度、及び面内せん断強度共に、最大強度は矩形断面の木摺り下地で出やすいが、漆喰引掛り高さによって強度にばらつきが生じやすいため、施工精度への依存度が大きい。一方、台形断面(下方向に末広がり)においては、漆喰引掛り部の“くびれ”に応力集中しやすい傾向があるが、食い込み高さに関わらず中強度で安定することが期待でき、施工誤差の許容度が大きい。そのため、部材としての安定性は台形断面の方が高いと言える。