日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
Online ISSN : 2760-3423
2021年大会学術講演会
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2021年大会学術講演会研究発表論文集
漆喰系材料の観点から考察した遺産的建築物の維持保全に関する実験的検討
その8 木摺り漆喰天井における下地断面形状毎の部材強度特性
*岡 健太郎坂井 青葉田村 雅紀後藤 治
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p. 129-132

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抄録

本研究では木摺り漆喰天井における小幅板の断面形状、漆喰食い込み深さ、漆喰配合をパラメータに、木摺り下地に対する漆喰の付着強度試験、面内せん断強度試験を行った。特徴的な結果として、面外方向の付着強度、及び面内せん断強度共に、最大強度は矩形断面の木摺り下地で出やすいが、漆喰引掛り高さによって強度にばらつきが生じやすいため、施工精度への依存度が大きい。一方、台形断面(下方向に末広がり)においては、漆喰引掛り部の“くびれ”に応力集中しやすい傾向があるが、食い込み高さに関わらず中強度で安定することが期待でき、施工誤差の許容度が大きい。そのため、部材としての安定性は台形断面の方が高いと言える。

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