日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集
Online ISSN : 2760-3423
2021年大会学術講演会
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2021年大会学術講演会研究発表論文集
漆喰系材料の観点から考察した遺産的建築物の維持保全に関する実験的検討
その9 遺産的建築物における木摺り漆喰天井の漆喰練り上げ性状
*坂井 青葉岡 健太郎田村 雅紀後藤 治
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p. 133-136

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抄録

木摺り漆喰天井の部材としての健全度把握をするにあたり、施工時の状況や漆喰の練り上げ性状からアプローチする。対象の遺産的建築物における創建当時の漆喰工事仕様書には、漆喰練り水量の指定がなされていない。これは、漆喰の練り上がりの硬さが比較的現場に一任されていたためである。そのような練り上げ性状は、現在も技能者の感覚によるものが大きく、官能検査等を行った。これにより、技能者の感覚と練り水量とフローの関係を明らかにするための基礎的なデータ収集ができたことに加え、技能者の熟練度による漆喰の練り上げ硬さの再現性にも差異がある傾向が認められた。

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