主催: 日本建築仕上学会
会議名: 日本建築仕上学会2021年大会学術講演会(第32回研究発表会)
回次: 32
開催地: オンライン形式(ZOOMウェビナー)
開催日: 2021/10/21 - 2021/10/22
p. 133-136
木摺り漆喰天井の部材としての健全度把握をするにあたり、施工時の状況や漆喰の練り上げ性状からアプローチする。対象の遺産的建築物における創建当時の漆喰工事仕様書には、漆喰練り水量の指定がなされていない。これは、漆喰の練り上がりの硬さが比較的現場に一任されていたためである。そのような練り上げ性状は、現在も技能者の感覚によるものが大きく、官能検査等を行った。これにより、技能者の感覚と練り水量とフローの関係を明らかにするための基礎的なデータ収集ができたことに加え、技能者の熟練度による漆喰の練り上げ硬さの再現性にも差異がある傾向が認められた。