地球フロンティア研究システム
2004 年 3 巻 p. 125-138
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京都議定書の第二約束期間には森林生態系全体を対象としたフルカーボン・アカウンティング(FCA)によって吸収源効果の定量化が行われると考えられる。広域的なFCAの実施には、インベントリーやリモセンなどの手法と同時に、プロセス-ベースの炭素循環モデルによる大気-植物-土壌を通じた炭素動態の数値解析が有効である。生態学的な炭素循環モデルを用いて、樹幹だけでなく根系や土壌を含めた炭素収支の時間変化を再現し、FCAに適用する可能性について議論した。
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