日本理科教育学会研究紀要
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生産者の物質生産を定量する―課題研究の一例として―
貝沼 喜兵
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1991 年 32 巻 2 号 p. 81-89

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抄録

1990年5月から6月,約3週間,高2の選択生物の生徒46名を対象に,校内の人工池で,ウィンクラ一法とクロロフィル現存量測定法を併用して,植物プランクトンの光合成を定量し,降り注ぐ太陽放射エネルギーの何%を固定しているのかを班単位で測定する“課題研究”を実施した。7~8名の生徒で班を構成し,班長を互選し,班長のリーダーシップで実験に取り組ませた。生徒は,週3時間の授業時間を中心に,昼休みや放課後を利用して実験に取り組んだ。課題では,満足の出来る実験データをそれぞれ3回ずつとるように指示されていたので,班によっては,6~7回も実験を繰り返したところもあった。途中に,中間発表会を設け,最後に最終発表会で締めくくりをした。実験中は,常時,6~7割の生徒が熱心に実験に参加していた。実験の過程では,誤差の入り込む要因を分析し,それを避けるように注意深くすすめるように指導した。実験は成功し,生徒は,実験結果に満足していた。この“課題研究”の成果と問題点についてその概要を報告する。

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© 1991 一般社団法人日本理科教育学会
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