帝京大学医学部薬理学講座
2001 年 118 巻 3 号 p. 197-202
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転写因子NF-κBは実に多くの疾患に関わっていることから, NF-κBをターゲットとした創薬が試みられつつある. 既存の化合物ではNSAID, ステロイド剤, 免疫抑制薬, フラボノイド等にNF-κB活性化抑制作用があり, 最近ではIκBミュータントの遺伝子導入も試みられている. 本稿では創薬を念頭に, 既存のNF-κB活性化抑制薬を概説するとともに, 今後の展望について述べたい.
日本藥物學雜誌
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