日本薬理学雑誌
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創薬シリーズ(1)標的探索
バイオインフォマティクスの現状,問題点および今後の展望
白井 宏樹小堀 正人
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2007 年 129 巻 1 号 p. 51-55

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抄録

バイオインフォマティクスは,各種生物情報を情報科学的手法によって整理や解析をすることで,生物学上の重要な知見を抽出したり,またそれを促進させる研究分野である.様々な生物情報がフリーで入手可能な今日,バイオインフォマティクスは分子生物学研究や創薬において重要な役割を担っている.本稿では,創薬におけるバイオインフォマティクスの現状と問題点,および将来への展望を記述した.とくにバイオインフォマティクスによる仮説立案の役割について,研究2例を紹介し,その重要性と問題点を記述した.

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© 2007 公益社団法人 日本薬理学会
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