東邦大学 医学部 生理学講座 統合生理学分野
2014 年 144 巻 5 号 p. 211-216
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心筋細胞において,電位依存性 L 型Ca2+ チャネルは,細胞膜の電気的興奮を細胞内 Ca2+ シグナルに変換するトランスデューサーとして,心拍リズムと心収縮力の制御における中心的役割を担っている.近年,L 型 Ca2+ チャネルを取り巻く分子複合体の解明が急速に進み,心筋 L 型 Ca2+ チャネルの制御機構が明らかにされるとともに,新たな治療薬の標的が見出されつつある.一方で,多くの問題が今後解決されるべき課題として残されている.
日本藥物學雜誌
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