国立がん研究センター中央病院 乳腺・腫瘍内科
2015 年 146 巻 2 号 p. 72-75
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抗がん剤治療の進歩とともにがんの治療成績は向上している一方,抗がん剤の副作用は患者やサバイバーの生活に大きな影響を及ぼすため,より優れた副作用のマネジメント方法や支持療法の開発へのニーズは高い.そのためにも,抗がん剤のトランスレーショナル・リサーチを推進していくことは重要であり,基礎と臨床の研究者のいっそうの協働が求められている.本稿では,抗がん剤の副作用に関するトランスレーショナル・リサーチの例を示しつつ,その課題について検討する.
日本藥物學雜誌
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