1999 年 114 巻 supplement 号 p. 198-203
新規化合物NC-1900は、0.2~1 ng/kgの皮下投与により、glutamic acidをマウス大槽内に投与して誘発される電気ショック回避学習障害に対して保護作用を示した。また、NC-1900の100 pM~1 nMは、生後0日齢のラット大脳皮質培養神経細胞のglutamic acidによって惹起される大脳皮質神経細胞障害(細胞死を含む)に対しても保護作用を示した。NC-1900のこれらの保護作用の用量-反応曲線は、共に、ベル型の様相であった。