抄録
【目的】リハビリテーション(以下、リハ)従事者における自律性・能動性に関連する要因の調査、および離職意思への影響を検証することである。【方法】対象者は当会リハ部スタッフ171名(理学療法士93名、作業療法士56名、言語聴覚士22名、リハ従事経験年数は中央値7年)である。質問紙法による無記名式アンケート及びワーク・エンゲイジメント尺度を使用し実施した。質問紙の項目は「自律・能動性」、「離職意思」に関する項目とした。統計解析は、アンケート下位項目とワーク・エンゲイジメント総点数との関連を検証した。【結果】ワーク・エンゲイジメントは「自律・能動性」と相関関係を認めること、および「離職意思が無い」群において有意に点数が高かった。【結論】ワーク・エンゲイジメントは「自律・能動性」と関係し、また離職意思減少にも寄与する可能性がある。