主催: 日本知能情報ファジィ学会
共催: 国際ファジィシステム学会
複数の属性からなる入力データを教師なしで自動的に分類するさまざまな手法が研究されている。このような手法のひとつにT.Kohonenの自己組織化マップSOM(Self-Organizing Map)がある。しかし、これは数値データに対しては適用できるが、我々人間がふつうに取り扱っているあいまいなデータに対しては適用できない。そこで、あいまいなデータを三角型可能性分布として表現し、自己組織化マップに入力できるようにした。今回は、三角型可能性分布間の距離の定義を見直し、従来のままでは距離が同じになってしまう三角型可能性分布でも分類することができるように改良を試みる。