抄録
家庭環境で人間と共存するロボットアプリケーションとしてマスコットロボットシステムを提案し,その意図表出システムを構築する.マスコットロボットシステムでは,5台の小型コミュニケーションロボット,音声認識モジュール,情報推薦エンジンをRTミドルウェアによって統合する.眼球ロボットは人間を参考にして2自由度の目蓋と3自由度の眼球を有し,5台のうち1台を自走型にする.人間とのコミュニケーションを考慮し,提示する主情報に付随する情報を意図として表出する眼球ロボットによる意図表出を提案する.入力された情報に対して,入力に対する確信度,出力に対する信頼度,重要度を算出しあわせて,「覚醒-睡眠」軸に投影することにより心理表出を加味した意図表出を実現する.
マスコットロボットシステムは既存の情報端末に比べて人間やさしいインタフェースを持つロボットシステムとして,家庭に普及し得る.