日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集
第24回ファジィ システム シンポジウム
セッションID: TB3-2
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複雑系的アルゴリズムに基づく大阪市の商業用地の成長解析
*朝山 秀一飯倉 利昌橋本 夏季
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抄録
本論文では、都市の商業用地の成長現象を、昼間人口の増加に伴う自然発生的なものと都市計画による人為的なものが相互的に影響を及ぼした結果と考えている。建物別土地利用現況図と国勢調査を参考にすれば、東京の副都心や大阪市の昼間人口の増加と商業用地の増加は、ほぼ比例関係にある。ここでは、地図の縮尺からグラフィクディスプレイ上の1pexcelに相当する粒子の面積を求め、この粒子が商業用地内に発生した場合のみ、ランダムウォークを始めるものとする。粒子が境界に至ると、その1つ先の画素の都市計画的条件と地理的条件を調べ、商業施設が建設可能な場合のみそこに付着することで、自然発生的な成長をモデル化した。一方、都市計画による成長は、完成年度に地図上にその地区が現れるようプログラムした。これを用いて、大阪市の中区、中央区、西区を解析した結果、最大15%程度の誤差で、現実の成長面積を説明することができた。
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© 2008 日本知能情報ファジィ学会
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