抄録
初めて訪れる場所に,地図が無い状態で目的地に到達することは困難である.この問題を解決するために,近年ではインターネット地図やカーナビゲーションシステム等が実用化されている.このように地図データベースを利用する機会がますます増加する傾向にある.しかし使用される地図データベースは常に最新のものであるとは限らず,また地図の更新には膨大な時間と労力,コストがかかる.
そこで車載カメラなどを用いて街を走行した場所の画像からチェーン店舗の看板領域を検出し,その情報を元に地図を自動更新することで車両を走行させるだけで地図情報の収集が可能となり,コストやリアルタイム性の問題が解決されると考えられる.本研究では,地図の自動更新に用いることを前提として社会的に認知度が高いと考えられるコンビニエンスストアに注目し、入力画像から店舗の看板領域を抽出し、色特徴およびロゴテンプレートを用いて店舗種類の判別を試みる.