日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集
第25回ファジィ システム シンポジウム
セッションID: 1B4-02
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スパースな特徴ベクトルによる血管内プラークの組織性状判別
*畔津 忠博古川 翔大内野 英治末竹 規哲廣 高史松崎 益徳
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抄録
急性冠症候群の主な原因は,冠動脈内に形成された脂肪成分に富むプラークの破綻で生じる血栓である.一方,線維成分が主であるプラークは安定しており破綻しにくい.そのためプラークの組織性状が破綻しやすい構造をしているか,そうでないかを判別することが急性冠症候群の予防にとって重要である.血管内エコー法によるプラークの組織性状判別では,IB法がよく用いられる.IB法では,反射超音波信号(RF信号)の局所的なエネルギー値を基に組織分類を行う.しかしながら,IB値は違った組織でも同じような値を示したり,またRF信号の距離による減衰の問題などがあり,精度の良い判別が難しい.本報告では,より精度の高い判別を行うため,RF信号にスパースコーディングを適用する.本手法では,基底関数の係数パターンを特徴ベクトルとしてプラークの組織性状判別を行う.ウサギの血管から得られたRF信号に対して本手法を適用したところ,IB法と比較してプラークの組織性状を良好に判別することができた.
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© 2009 日本知能情報ファジィ学会
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