抄録
睡眠時無呼吸症候群(SAS: Sleep Apnea Syndrome)などの睡眠障害により良質な睡眠をとれない人が近年増加している.現在,睡眠状態のモニタリングにはポリグラフ検査が一般的であるが,センサを体表につけて計測を行うため拘束性が高い.そこで本研究では非拘束に生体情報を取得する空気圧センサを用いて心拍と呼吸活動の検出を行う.空気圧センサはベッド上にいる人の生体情報を非拘束に取得することができる.提案法では取得したデータよりファジィ推論を用いて心拍・呼吸活動の検出を行う.本手法を成人男性に適用した結果,心拍は1.71%の誤差率,呼吸は2.08%の誤差率でそれぞれ検出することができた.