抄録
本論文では,感性ロボットのための情報処理モデルを提案する.情報処理モデルとは,心理学における記憶の扱い方を定義したモデルである.本モデルは心理学を基に作成していることから,ロボットが生き物らしい振る舞いをすることが期待される.本モデルの導入により,ロボットが生き物らしい振る舞いをすれば,親しみがロボットに生まれ,長期間のコミュニケーションが可能になると考えられる.本論文では,心理学の実際の記憶実験との比較により,本モデルが人間の記憶機能と類似した機能を持っていることを示している.さらに,本モデルを導入した仮想的に移動するロボットにより,移動の学習についての確認を行った.