日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集
第34回ファジィシステムシンポジウム
セッションID: MG3-4
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論文集
シナリオ型ロボットセラピープログラムの開発とその評価
*板井 志郎浜田 利満神永 啓佑中山 景央大成 尚
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抄録

本研究では,ロボットを介して,認知症高齢者同士の集団的なコミュニケーションを生み出すことを目指して,シナリオ型のロボットセラピープログラムを開発した.具体的には,ペットロボットを介してコミュニケーションの雰囲気づくりをした後に,ペットロボットと集団活動(ゲーム)を行うプログラムを開発した.本プログラムは,ペットロボットとの触れ合い,ペットロボットと体操,ペットロボットとゲームから構成される.そして,ペットロボットとゲームにおける高齢者のコミュニケーション発生頻度と感情の表出時間(ARS)を調べた.その結果,高齢者がゲームに参加している際は、通常の生活時間帯に比べてコミュニケーション量が平均で10倍以上増加することが分かった.さらに,コミュニケーションの発生頻度とARS値(良好な感情の表出時間)には強い正の相関があることを明らかにした.

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© 2018 日本知能情報ファジィ学会
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