主催: 日本知能情報ファジィ学会
会議名: 第34回ファジィシステムシンポジウム
回次: 34
開催地: 名古屋大学
開催日: 2018/09/03 - 2018/09/05
本研究では,ロボットを介して,認知症高齢者同士の集団的なコミュニケーションを生み出すことを目指して,シナリオ型のロボットセラピープログラムを開発した.具体的には,ペットロボットを介してコミュニケーションの雰囲気づくりをした後に,ペットロボットと集団活動(ゲーム)を行うプログラムを開発した.本プログラムは,ペットロボットとの触れ合い,ペットロボットと体操,ペットロボットとゲームから構成される.そして,ペットロボットとゲームにおける高齢者のコミュニケーション発生頻度と感情の表出時間(ARS)を調べた.その結果,高齢者がゲームに参加している際は、通常の生活時間帯に比べてコミュニケーション量が平均で10倍以上増加することが分かった.さらに,コミュニケーションの発生頻度とARS値(良好な感情の表出時間)には強い正の相関があることを明らかにした.