日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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症例
びまん性胃粘膜下異所腺内に多発進展し術前深達度診断が困難であった早期胃癌の1例
川村 昌司杉山 幸一安倍 修北川 正基渋谷 大助加藤 勝章猪股 芳文増田 高行
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2009 年 51 巻 4 号 p. 1129-1134

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抄録
症例は57歳男性.前医にて胃体上部の0IIc型早期胃癌と多発する胃粘膜下腫瘍を認め,当科紹介となった.EUSにて粘膜下腫瘍はびまん性胃粘膜下異所腺と診断されたが,IIc病変直下にも同様の粘膜下異所腺が認められ,深達度診断が困難であった.診断的治療目的に施行したESD切除標本において,粘膜下異所腺内へ癌の進展が数カ所に見られた.本症例は粘膜下異所腺を伴い,特異な進展形式を認めた早期胃癌と思われ報告する.
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© 2009 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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