日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
Print ISSN : 0387-1207
ISSN-L : 0387-1207
症例
内視鏡的経過観察をなし得たAL型大腸アミロイドーシスの1例
卜部 繁俊山川 正規今村 祥子山尾 拓史入江 準二水田 陽平河野 茂
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2009 年 51 巻 4 号 p. 1148-1158

詳細
抄録
症例は69歳女性.2005年8月,下血にて入院.S状結腸に血まめ様病変を認め,生検にてAL型アミロイドーシスと診断された.退院約7カ月後,腹痛,下血で入院.S状結腸に粘膜剥離を伴う広範な潰瘍性変化を認める虚血性腸炎様所見で,血管壁を中心にアミロイド沈着が陽性であった.アミロイドの沈着は消化管では大腸に限局していて,原発性アミロイドーシスと考えられた.絶食と中心静脈栄養管理にて病変は改善した.
著者関連情報
© 2009 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
前の記事 次の記事
feedback
Top