日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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症例
内視鏡的経鼻膵管ドレナージが膵膿瘍のコントロールに有効であった膵管破綻を伴った重症急性膵炎の1例
松橋 亨菊山 正隆笹田 雄三大田 悠司仲程 純
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ジャーナル オープンアクセス

2009 年 51 巻 4 号 p. 1159-1164

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抄録
66歳,女性.主訴は心窩部~左季肋部痛.重症急性膵炎と診断した.後腹膜気腫像がみられ増大したため第18病日に同部を経皮的に穿刺.膿汁が吸引され経皮的膿瘍ドレナージを施行.その後も膿瘍は拡大し膿汁中アミラーゼ値が高値であったため,膵管破綻を推定しERCPを実施.体部主膵管に破綻を認め内視鏡的経鼻膵管ドレナージを行い,膿瘍は速やかに縮小した.急性膵炎後膵膿瘍のコントロールにERCPの有用な症例が存在する.
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© 2009 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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