日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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症例
Narrow Band Imagingが出血部位同定に有用であった大腸憩室出血の1例
嘉島 伸佐藤 龍前田 重明渡 二郎
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2009 年 51 巻 6 号 p. 1450-1453

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抄録
症例は70歳代,男性.血便を主訴に近医を受診したがショック状態となり当科に緊急入院となった.大腸内視鏡検査では盲腸~横行結腸に多数の憩室と凝血塊があり,横行結腸に凝血塊が強く付着した憩室を認めた.Narrow Band Imaging(NBI)観察で,憩室内部に通常観察では明らかではなかった小びらんを認め,出血源と考えた.憩室をクリップにて縫縮し止血した.内視鏡検査時に活動性出血を伴わない大腸憩室出血の出血部位同定にNBIが有用であった.
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© 2009 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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