日本消化器内視鏡学会雑誌
Online ISSN : 1884-5738
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症例
腸管嚢胞様気腫症に内視鏡下穿刺・切開を施行し奏功した1例
辻 剛俊, 大谷 節哉, 青木 隼人, 山下 達矢, 中根 邦夫, 小松 眞史
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2010 年 52 巻 10 号 p. 2946-2951

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抄録
症例は,多発性骨髄腫にて化学療法中の60歳女性.S状結腸に腸管嚢胞様気腫症(PCI)を発症し,その後の経過とともに下腹部不快感,便秘,便の細小化が出現し増悪を認めた.経鼻酸素投与を1週間施行したが,自覚症状の改善を認めなかったため,十分なインフォームド・コンセントしたうえで,内視鏡下に針状メスにて,ひとつひとつの嚢胞を穿刺し脱気とした.治療後は,下血,腹痛,発熱なく,排便も正常化し,3カ月後のレントゲン検査でも気腫はまばらで著明な改善を認めた.
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© 2010 一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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